人がのっていない唯一のお札。

・これじゃ、無人島でみつけた缶づめと同じじゃないか。
・なんで自動販売機で使えないんダヨ。
・レジの店員さんにイヤな顔されたじゃねーかよ。

この国では、2000円札は
もう刷られていないようです。
ぼくは彼のことがとても好きでした。
このウザがられ具合は、他人事には思えません。

そんな彼の有効的な使い方をぼくは知ってます。
お年玉で彼を使ってやるのです。

ぼくのお年玉ライフをふりかえると、
2000円というのが最小のお年玉価格です。
1万円くれる人がいるなかで、
1000円札2枚しかくれない人は、
なんだかケチな人間に思われてしまいます。

「ちぇ、2000円かよ・・・」
(いやー、子どもって残酷ですねー)

ここで、我らが2000円札くんの出番です。
1000円札2枚を「2000円札」に変えるだけで、
「なにこれ!?」
というリアクションに変わります。
印刷してある色は、
5000円札や10000円札と同じだし、
ちょっと大げさに言えば、
1000円札3枚以上の価値があるような
錯覚をあたえることが可能です。

さらに、お年玉は年齢に比例して
価格があがる習慣がありますが、
毎年2000円札を贈りつづければ
コストもおさえることができ、
さらにさらに、「2000円札のおっちゃん」として
市民権をえて、納得してもらえることでしょう。

2000円札がいなくなったら、
ぼくの築きあげてきたブランディングが
ムダになってしまいます。あぁせつない。

※2000円札の表面には人いないんですけど、
  裏には源氏物語の登場人物がいました。

コメント

こんにちわ。

「2000円札お年玉案」いいですね。

わたしはその昔、500円札でお年玉をもらったことがあります。

いまや貴重な岩倉具視の500円札を、
そそくさと使ってしまった少女時代が悔やまれます・・。

いやぁ、こんなところでお三方がブログを綴っているとは。

オカキントリオですね。

また遊びにきます。

2010年11月1日 7:36 PM | sudamoe

須田さん、コメントありがとうございます!

500円札、拝見したことありません。
むかし紙幣だったものがコインになる
というのは、どんな心境なんでしょうね。

500円玉がリニューアルして
側面にギザギザが追加されたときは、
かっこいいなぁと思ったものでしたが。

「3バカトリオ」ではなく、
「オカキントリオ」と呼ばれる日をめざして
がんばります。

2010年11月2日 3:48 AM | はせがわ

長谷川さん

憶えていただいたようで光栄です。

なんと近所の古切手古紙幣の店で、500円札が売られていました。
一枚600円。案外安いですね^^

買いだめしてお年玉に使うのもテかもしれません。
2000円より安上がりですし・・・

「オカキントリオ」応援していますよ!

2010年11月3日 3:33 PM | sudamoe

須田さん

ディープインパクトの100円の単勝馬券が
何万円もの値段で取引きされるのに
似ていますね!

これからも、応援よろしくおねがいします!

2010年11月3日 9:04 PM | はせがわ

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