百足

と書いてムカデと読みます。
じっさいには、100本以上足のあるムカデは少数。
この「百足」という字は、中国人ではなく、
日本人が考えたそうです。

この「百足」の考案者の発想でいくと、

四足=ねこ、いぬ、うま、他

二足 = にんげん

時々二足 = レッサーパンダ

というふうになりますね。

ちなみに、「百足」という苗字の方もいるそうです。
「ももたり」さん、「ひゃくそく」さん、「むかで」さん
と呼ばれたりするそうです。
あと、京都には
百足屋町(むかでやちょう)という町があります。

ムカデって聞いただけで
背中がムズムズするんですけど、
百足さんや、百足屋町は
ふつうにいい人で、ふつうにいい町だと思います。

名前で人や町を好きになることはあります。
でも、名前で好きになるのはいいけど、
名前で嫌いになるのは、よくないと思うのです。
名前っていうのは、ただの飾りだから、
その飾りを取っ払って、
人や町とつきあっていきたいです。

コメント

「百足」でムカデなのか。
日本語の漢字表記はなかなか難解(特に固有名詞)。
実家の近くに「鶴林寺(かくりんじ)」という聖徳太子ゆかりの寺があって、子どもの頃何を思ってか「つるりんじ」と呼んだ。
寺=坊主で「つるりん」をも連想させる読みまつがい。
聞いてた親は正しながらも爆笑していた。

2011年4月25日 7:25 PM | tkhsrc

tkhsrcさん、いつもコメントありがとうございます。

「つるりんじ」、いいですね♪
いままでにない寺の名前だと思います。

2011年4月30日 11:06 AM | はせがわ

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