東京駅山

地下から地上に上がるとき、そびえ立つ壁のような
長い階段に出くわす時がある。
上を見上げても頂上が見えないような階段だ。

そういう階段には大抵エスカレーターが併設されているから、
普通はそちらを選ぶのだが、ときどき、
物好きなのかマゾなのか変態なのか平然と登りに行く人がいる。
わたしです。

山登りを始めてから、
自分の脚力が弱すぎることを痛感し、
日頃のトレーニングの一環として、
階段を使うようにしています。
駅やオフィスビル、商業施設、マンションなど
階段を使うように意識すると、
街は階段だらけじゃないかと気がつきます。

登る、という視点では、街中は山だらけ。
極端に言えば、駅もビルもマンションも
一つの小さな山なんだ、と思いました。
東京駅なら「東京駅山」、ヒカリエなら「ヒカリエ山」
なんて考えると、一つの山を制覇した気分になって
階段を登るのもすこしは楽しくなりそうですね。

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