電車のなかに、白い神がいた。
電車に入ったら、どこの空席をさがしますか?
たいていのひとは、
電車のすみっこの席を最初にさがし、
空いていれば、そこに座るのではないでしょうか。
だから、空席のある電車でも、
すみっこの席は、たいてい誰かが座っています。
ところが、きょうぼくが乗り込んだ電車では、
すみっこの席に、誰も座っていませんでした。
なぜだろう?とは思いましたが、
きょうは立ちたい気分だったので、
さほど気にせず、5メートル離れたところで
スマホをいじっていました。
ふたたび、すみっこの席に目がいったのは、
ヘンな現象が起きだしたからです。
電車に入ってきた人が、
その席に座ろうとしてから、
ニヤニヤして、別の席にうつる。
という奇妙な現象が、何度も起こりました。
ママ友ふたり組が、席を指さしたあとに、
顔を合わせて笑っているのを見て、
いよいよ気になり、席から立ち上がる。
そのすみっこの席には、
15cm四方の白い紙切れが置いてあり、
なぐり書きでこう書いてあった。
ぬ れ て る
2013年3月15日 10:56 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 長谷川哲士 | コメント (0)