本物か、偽物か、確かめたい。
罪を告白します。
小学生の時、
小学生なら許してもらえるのではないか
という淡い期待もあり、
展示してあるケーキの生クリームを
誰にも見つからないように
こっそりたべたことがあります。
心臓がバクバクしました。
1度やってバレなかったので、
2度指で生クリームをすくい、
口にもっていきました。
10秒後、いや1分後だっただろうか。
ふと、奇妙な感覚をおぼえました。
あれ、生クリームの味したっけ?
してない。してないや。
どうやら、その展示ケーキは、
ロウでつくった模造品なので、
甘みがいっさいなかったのです。
たしかに、本物のケーキをむき出しで
見えるところに置いたりはしないでしょう。
それなのに、最初のひとくちでは気づかなかった。
おそらく、極度の緊張状態で、
誰も見てないか、まわりを確かめるのに必死で
味わうのを、わすれていたのでしょう。
ウーロン茶とまちがえて、
ウーロンハイを飲んでしまうことがたまにありますが、
そのときは、すぐに気づきます。
これはこのケーキの経験が生きているのだと思います。
展示してある食品にふれちゃダメですよ。
2012年7月30日 3:11 PM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 長谷川哲士 | コメント (0)