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「いい加減で誤りが多いこと」を表す言葉として
「杜撰(ずさん)」という言葉がありますが。

これは、中国宋の詩人「杜黙(ともく)」
という人物の名が由来だそうで。
彼が書く詩は、「律(詩の様式)」に合わないものが多く
それが時を経て、いつの間にか
いい加減なことをする様を
総じて「杜撰」というようになったとか。
(「撰」は詩文を作ること)

1000年も前に暮らしていた人の名が
言葉の一つに姿を変えて、現代に残ってる。
みんなが目指している凄いことばかり極めなくても
なにかしら一つのことを極めれば
後世に名を残すことはできるのか
と感じた次第であります。

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