理由なき反抗期

横浜の少年が
バイクで走り出した時
カリフォルニアの少女は
踊り明かして家路についた
イルクーツクの若者が
路地裏でウオッカを空にする頃
カンクンの女は
見知らぬ男とドライブをしていた
ニューデリーの娘が
タンクトップを着て出かける時
ロンドンの少年は
学校を抜け出した

だいたい中学生から高校生くらいに
だれもが通る道。
それは反抗期。

当たり前のことだけど、
世界中の若者に
反抗期があるはずで。
そしてそれはおそらく、
自分たちの反抗とは
かなりちがうと思う。

なんとなくあの詩っぽく
なっているのは、
本当になんとなくです。

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