ご馳走じゃないのに、ご馳走様?

日本人はご飯を食べた後に
「ご馳走様でした」と口に出す。
言った方も言われた方も
気持ちよくなる礼儀作法ですが
たまに疑問に思うことがあります。

「この料理はちっともご馳走じゃないのに、
 ご馳走様でした、というのはどうなんだ?」

傲慢な疑問かもしれませんが、
そう感じてしまうときがあるのです。

でも考えてみたら、
一見ご馳走だと思えなくても、
織田信長とか徳川家康といった
天下を統一した人物が
召し上がっていたご飯より
美味しいご飯なのかもしれない。

そう思うと、やっぱりどんな食べ物も
ご馳走なのかな、なんて考えを改めたのでした。

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