机上の空論
をはじめて知ったのはいつですか?
ぼくは求人誌の中の広告をつくってましたが、
いざじぶんが求人誌を見る側になったら
必要な情報が書かれていなかったり、
どれもうさんくさい仕事に見えたりしました。
いま思うと、
求人誌を見ている人の気持ちがわからずに
「机上の空論」で広告をつくっていたんですね。
という意味ではなくて、
単に「机上の空論」ということばを知ったときです。
ぼくは最初何言われているかよくわからなくて
いろんな想像が頭をめぐりました。
騎乗の空論?
奇嬢の空論?
机上のクーロン?
奇嬢のクーロン?
あ、クーロンじゃなくてクローンか。
机の上の空論ってことだ、と解説をされたあとも
じゃあ「机の下の空論」ってのもあるのか?
家庭教師か?とてもセクシーな香りがするな。
と思いました。
ことばを知る瞬間って
けっこうじぶんのなかで何かがはじけます。
ブレイクスルーです。
いまでは「それは机上の空論だよっ」
とか知ったかぶりで使ってますけど。
2011年10月3日 3:32 PM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 長谷川哲士 | コメント (0)