音王子。
大きな用事をささっと済ませて、
センサーに手をかざした。
「ザバァーー!!!!!」
あれ、映像が変わらない。
目の前の景色が変わらない。
世界が動かなくなった。
いや、でも音が聞こえるということは、
時間は流れているはずだし、
ぼくは生きているわけだ。
センサーのところをよく見ると、
「音姫」
と書かれていた。
冷静になった。
冷静になって考えてみると、
音姫って水道代は減らせるけど、
電気代はよけいにかかる。
クチで水が流れる音を再現できれば、
電気代もかからずに済むではないか。
ちょっとムリがあるかな。
でもぼくは、駅のホームを歩いている最中に
不覚にも、音つきのオナラをしてしまったときは、
クチで「プープープーーー♪」と音を鳴らす。
最初の音を聞いた人は、必ず顔を見るはず。
そのとき、クチでプープー言ってれば、
「あ、なんだ、オナラじゃないのか」
と思われるので、オナラマンにならなくて済む。
ただし、ヘンな人だと思われることはまちがいない。
だけど、オナラマンに思われるよりはいい。
プープープーーー♪
2011年8月22日 3:26 PM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 長谷川哲士 | コメント (0)