牛を見たあとに、牛カルビは食べづらい。
世の中には、見ないほうが生きやすい、
ということがあります。
個室トイレの前任者の顔は見たくありません。
見てしまうと、
アイツと間接的に触れあうのかとか考えてしまう。
行為にも集中できなくなります。
でも、人生でただ一度例外がありました。
福島県のガスト。
トイレに行く通路にさしかかったところで、
ドアがひらき、前任者と出くわす。
あちゃ、見ちゃった。
と、がっかりしながらドアをあける。座る。
トイレットペーパーに目がいく。
そのトイレットペーパーは、
きれいに三角形に折られていた。
この人となら、
間接的に触れあってもかまわない。
いえ、触れさせてください。
そう思いました。
それからずっと、福島県が好きです。
2011年4月19日 2:13 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 長谷川哲士 | コメント (0)