落ち込んだときは、占いを見る。

主に仕事関係で、
自分はダメな人間だと、
敗北感に打ちのめされるとき、
(そういう瞬間が年に何回かやってきます)
ぼくは、手相の本を開いて、
「ますかけ線」のページに飛びかかります。

ぼくは両手ともますかけ線なのですが、
そのページには、落ち込んだ自分を励ます文言が
書いてあって、ちょっと元気が出るのです。

こんなところにしか縋れない自分が
恥ずかしく、不甲斐なく、
情けなく思ってしまうのですが、
それでも、もう一度歩き出すために、
元気をくれる本なのです。

手相をはじめ、ふだん占いを
見るようなことはないんですが、
自分にとって、(とても)いいことが
示唆されている占いは、
背中を押してくれる存在として、
ときどき、頼りにしています。