2017年01月
その日、夕食に唐揚げとおにぎりを食べてしまった。
食べたかったのだ。心が求めていたのだ。
肉体から発せられる肉への咆哮に耐えることができなかった。
どうしようもないだろう。
だから、口に入れたひと時は、幸せそのもの。
頬がゆるむほどの幸福感に包み込まれたのを覚えている。
問題は、そのあとだ。翌朝だ。
おなかに脂肪を感じる。皮膚に厚みを感じる。
たった一晩、炭水化物と脂質をとっただけで戯言を、
と思われるかもしれないが、確かに感覚が違うのだ。
いつもの夕食(ほうれん草と玉ねぎとささみの炒め物)後の
翌朝と、違う朝を迎えている。
腹部まわりが、妙にたぷたぷする(気がする)。
腹をつねると、いまにも肉汁がこぼれ落ちてきそうである。
激しい後悔の念が、目覚めたての僕に襲ってくる。
たとえ外が晴天でも、心の中は曇天だ。
日付が変わるからといって、
体の内部はブツッとリセットされるわけではない。
それは体内の中で確実に続いているのである。
ぼくの場合、
いい朝を迎えられるかどうかは、
夜ごはんにもかかっているみたいだ。
といいつつ、次の日の夜も、唐揚げを食べているぼくがいました。
食という欲望の王様にはなかなか勝てないのである。
2017年1月28日 12:00 AM |
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右利きのぼくは、
何をするにも右手を使うことが多かった。
その方がスムーズにことが運ぶことが多いからだ。
字を書くときも、ごはんを食べるときも、
スマホを使うときも、右手を使っていた。
もう一つの手の存在を忘れていたように、
腕時計さえも、右手につけていた。
そんな生活をしていたある日、
突然、稲妻に打たれたみたいに、
左手のことを考えはじめました。
この手もぼくという存在の一部なのに、
日陰に当たりすぎているのではないか。
右手とのバランスを考えたら、
7:3くらいの比率になっている。
右手に頼りすぎだ。
左手を頼らないのもかわいそうだ。
この手を使いこなせるのは、ぼくしかいないのに。
もっと、左手を使おう。
それから、意識的に左手を使うようにしています。
スマホはもちろん、ごはんも左手で食べています。
5:5は難しくても、6:4の割合は目指したい。
左手を使うようになったからといって、
脳が刺激され頭が良くなったとか、
とくにいいことが起きたわけでもありません。
ただただ、この体のみんなで、力を合わせて生きていきたい。
いまは、そう思っています。
2017年1月21日 12:00 AM |
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昨年、心から買ったよかったと思ったモノが
kindle paperwhiteです。
この電子の本を手に入れてから、
ぼくの読書量はぐんと増えたと思います。
なぜ増えたのか、その1
1分の待ち時間が読書時間になる。
片手で読める持ちやすさ、
すぐに開ける手軽さから、
たとえば電車の待ち時間でさえも、
読書の時間に変わりました。
なぜ増えたのか、その2
本のザッピングができるから、読書に飽きない。
大量の本を持ち歩けるので、
飽きたら違う本に変えられます。
小説に飽きたら、エッセイへ。
エッセイに飽きたら、ビジネス本へ。
いろんな世界を自由に飛びまわれる。
だから、本に飽きても、読書には飽きません。
なぜ増えたのか、その3
電子の本屋にも偶然の出会いはある。
kindleでは「月替わりセール」と「日替わりセール」があります。
50%オフや、80%オフなんて時もあります。
ときどき「本屋さんには偶然の出会いがある」
という言葉を聞きますが、kindleにも偶然の出会いはあります。
セール本を巡っていると思いもよらない本との邂逅があるのです。
しかもびっくりするような割引価格で。
なぜ増えたのか、その4
本の知が、自分の血になりやすい。
紙の本では赤線を引いた箇所を
パソコンやノートに書き写すのが面倒で、
だいたいいつも途中で筆を止めていました。
でも、kindleではメモした箇所を
すぐに表示できるサービスがあります。
なのでラクにテキスト保存ができ、
すぐに見返せるようになりました。
紙の本は嫌いではありません。
いまでもたまに手に取ると、
紙の温もりはいいなあと思います。
この優しい感じは、電子の本にはまだないです。
でも、もう戻れません。
それくらい電子の本は読書の世界を変えてくれました。
2017年1月14日 12:00 AM |
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暮れの話になります。
忘年会で披露するために「恋ダンス」の練習を
人も寝静まった夜中に懸命に行っていました。
で、その練習中にひとつ気づいたことがあります。
それは、基本的な動作を覚えてからアレンジは始まる、
ということ。
いきなりアレンジをいれてカッコよく踊ろうとしてはダメ。
型の崩れた見るに堪えないダンスになってしまう。
まずは、基本です。基本の踊りを体で覚えていれば
余裕が生まれ、振付を変える余裕も生まれる。
アレンジのベースに基本の形が残っていれば、
踊りの調子を変えても、キレイに見えるのだ。
これは、なにもダンスに限ったことではなく、
いろんなことに当てはまることだと思います。
まずはしっかりと基本を身につける。
わかっていたことだけど、
体で感じたことでもっとわかりました。
今年は、まずは、確固たる基本を築いていきたい。
2017年1月7日 12:00 AM |
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