乳首との戦い。
僕の個人的考えによれば夏服は、ほぼ裸に近い。
冬服より自分の体のフォルムをダイレクトに
お見せすることになる。
プーさんのようなお腹も胸のあたりに浮き出る垂れパイも、
薄いシャツがわかりやすく示してくれる。
だから僕は夏は好きだが、夏服はあまり好きではない。
何よりも厄介なのが乳首だ。
男にとって意味のないらしいその物体が、
夏になると突然存在感をアピールする。
「押してくれ、押してくれ」と
叫んでいるように、シャツの下から強調してくる。
僕は乳首の意志に抗うように、
シャツと体の間に一定の空間を作り、
シャツという海面から浮き出ないようにする。
しかし、彼も簡単には諦めない。
すぐさま主張を始めようとする。
「俺はここにいる」と顔を出そうとする。
僕にとって夏は、
暑さとの戦いでもあり、
乳首との戦いでもあります。
2016年7月16日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)