自分がイヤなことは、相手もイヤだ。

なんの拍子かは忘れましたが、
いつも行く定食屋のおばちゃんが、
「自分がイヤだなと思うことは、 
 相手もイヤだなと思ってるからね 」
と静かに話しました。

ぼくが嫌なことを言ったのか、
あるいはそういう行動をとったのか、
それとも他の誰かの振る舞いから感じたのかは
もう覚えていませんが、
そのつぶやかれた言葉は、
おばちゃんの人生訓のようにも聞こえ、
妙に腑に落ちてしまいました。
以来、この言葉は僕の言動の
一つの拠り所になっています。

口で言われたことは、
本で学んだことより、
体に刻まれてることが多い気がします。