世界を貸しきろう。
人や生き物の気配が静かになる真夜中は、
世界を貸切ったような空間が、
地図上のところどころで出現する。
梅雨が明け、夜の世界を楽しみやすくなった
この時期は、貸切世界の開演です。
2016年7月30日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)
2016年07月
人や生き物の気配が静かになる真夜中は、
世界を貸切ったような空間が、
地図上のところどころで出現する。
梅雨が明け、夜の世界を楽しみやすくなった
この時期は、貸切世界の開演です。
2016年7月30日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)
夏のシーズンになると、
臭いの信号を受け取る回数が増えてくる。
ツーンと鼻をつく酸っぱくて嫌な臭い。
その臭いに遭遇する回数が増えてくる。
犯人の目星は、だいたいついています。
わたしです。わたしが臭うのです。
服をベランダに干しっぱなしにする怠け癖のせいで、
生乾きの臭いが付着した服をよく着てしまう。
洗濯は、洗って干したら終わりではない。
たたんで箪笥に仕舞うところまでが洗濯なのだ。
そう心に刻んでクリーンな夏のわたしを目指します。
2016年7月23日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)
僕の個人的考えによれば夏服は、ほぼ裸に近い。
冬服より自分の体のフォルムをダイレクトに
お見せすることになる。
プーさんのようなお腹も胸のあたりに浮き出る垂れパイも、
薄いシャツがわかりやすく示してくれる。
だから僕は夏は好きだが、夏服はあまり好きではない。
何よりも厄介なのが乳首だ。
男にとって意味のないらしいその物体が、
夏になると突然存在感をアピールする。
「押してくれ、押してくれ」と
叫んでいるように、シャツの下から強調してくる。
僕は乳首の意志に抗うように、
シャツと体の間に一定の空間を作り、
シャツという海面から浮き出ないようにする。
しかし、彼も簡単には諦めない。
すぐさま主張を始めようとする。
「俺はここにいる」と顔を出そうとする。
僕にとって夏は、
暑さとの戦いでもあり、
乳首との戦いでもあります。
2016年7月16日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)
褒めるときと不満を口にするとき、
どちらがより本当の声かといえば、不満の方だと思う。
褒め言葉にはお世辞の成分がある。
心からの賞賛もときにはあるが、
おいしいと言いながら、そうでもないと思ったり、
おもしろいと言いながら、つまらないと思ったり、
たいていの賛辞には嘘が混じってる。
それに比べて不満を口にするときは、
だいたい本音だ。そこに嘘は混じってない。
その人の偽りのない意見だと思う。
だから、嫌だけど、褒められてるときより、
不満を聞いているときのほうが、
耳を傾けるようにしています。
2016年7月9日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)
なんの拍子かは忘れましたが、
いつも行く定食屋のおばちゃんが、
「自分がイヤだなと思うことは、
相手もイヤだなと思ってるからね 」
と静かに話しました。
ぼくが嫌なことを言ったのか、
あるいはそういう行動をとったのか、
それとも他の誰かの振る舞いから感じたのかは
もう覚えていませんが、
そのつぶやかれた言葉は、
おばちゃんの人生訓のようにも聞こえ、
妙に腑に落ちてしまいました。
以来、この言葉は僕の言動の
一つの拠り所になっています。
口で言われたことは、
本で学んだことより、
体に刻まれてることが多い気がします。
2016年7月2日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)