2016年04月

雨が降ると花が咲く。

雨が降り出すと、
パッパッパと頭上に鮮やかな花が咲く。
赤、黒、ピンク、黄色、紫、青、白、
さまざまな色をした花が咲き乱れ。
しかも、その花は一点にとどまらず、
雲の流れのように移ろってゆく。

そこに目をこらすと、傘は花のようでした。

帽子も髪型だと思う。

朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて
カバンに荷物を詰めこんで、服を着替えて、
さあ、あとは髪型だ、とワックスを使ってセットをする。

ところがどうにもこうにも納得いかないときがある。
でもタイムリミットはもうすぐで。
ええい、こりゃ間に合わない、というときは、
帽子をさっと取り出してパッとかぶって、
お、いいじゃん、と納得して出かけます。

簡単にセットできてヘアスタイルをビシッと決めてくれる帽子。
帽子は服の仲間というより、髪の仲間だと思っています。

自分をときどき停止したい。

動きたくない。考えたくない。
何もしたくない。自分を停止したい。
ふとんにピシッと寝転んで、すべてを停止したい。
毎日息切れしながら生きていれば、そんな一日もありますよね。

パソコンの電源オフ機能のように、
おへそを押すと、人間のすべての活動が
シャットダウンすればいいのに。
じゃないとオーバーヒートを起こしてしまう。

上手に休むことは、上手に生きることだと思うのです。
という屁理屈を並べて今日こそ何にもしないをするのです。

4は、春の数字だ。

ぼくは「4」という数字があまり好きではありません。
やはり「死」という言葉を連想してしまうから。
ふと時刻を確認したら44分であったり、
レジのお釣りの金額が444円であったり、
本のページ数に目をやると144ページであったり、
何かの拍子で4とか44という数字に出会うと、
不吉な気分に陥ります。一日のうちになんども出会うと、
不幸の知らせかと思ってしまいます。

でも、あ、と気がつきました。
4は春の数字でもあるんだ。
夜明けのようなイメージがあって、
新しいというイメージもあって、
暖かいというイメージもあって、
希望に満ちているイメージもある、
そんなあかるい月の数字です。

そう思うと、4という数字もなかなか悪くない。
4は、春の数字と思おう。

ゆっくり話したほうが早く伝わる。

これは僕がなんどもなんども失敗して、
その度に反省していることなのですが、
早く伝えたい!と思えば思うほど、
早口になってしまいます。

自分でも、あ、いま早口だなあ、と
わかるのですが、どうしても止められない。
堰を切ったように、次の言葉が急いで出ちゃう。
ブレーキが効かなくなっている。

いますぐ伝えたい!というときほど、
話す前に、「ゆっくりゆっくり」と
念仏を唱えながら、話すようにしています。

「早口にならない」は今年度の目標のひとつです。