2016年02月
口にはださない「こころの声」というものがあります。
いまも声に出さずに、こころで話している言葉を
こうして文にしたためているところです。
じつはたいへんお恥ずかしいことだと思うのですが、
この「こころの声」を自分だけの特殊能力だと
子どものころ、本気で思っていました。
心の中に人物が出現し、会話劇を繰り広げる。
自分が、もう一人の自分に問いかける。
こんなことは、自分にしかできない芸当だ、
とマジメに思っており、世界で一人だけということに
不安で怖い気持ちを抱いておりました。
今では、この能力は、自分一人のものじゃなく、
人間が持っている能力なんだと気づきましたが、
世界に一人しかいない、と思っていたときは、
嬉しいとか、選ばれた人間だとかより、ただただ怖かった。
みんな持ってる能力なんだと気づいたとき、
(なぜ気づいたのかは忘れてしまいました)
僕だけじゃない、一人じゃない、と、
この世界で生きることが、すこしほっとしたのを覚えています。
誰かがいる、というのは、
それだけで生きやすくなる。
そんなことを冬空を見ながら思い出しました。
2016年2月27日 12:00 AM |
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春の夜、すこしだけ、出窓をあける。
鳥や虫の鳴き声や、だれかの話し声や、
車の走る音や風の音が聞こえてくる。
窓が、春の足音に気づかせる。
冬が過ぎると、外の世界が
カラフルに色づいていきますが、
音も豊かになっていきますね。
目も耳も賑やかになっていく。
だからよけいに、春の訪れに
心が弾むのかもしれません。
2016年2月20日 12:00 AM |
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ナビがある。
到着時間がわかる。
高速に乗るか一般道でいくか。
電車でいくか車でいくか。
選びやすくなっている。
レビューがある。
オススメかどうかわかる。
その映画を見るかどうか、
そのお店で食べるかどうか、
選びやすくなっている。
人生は選択の連続であるはずが、
ちょっとずつ、選びやすい未来になっている。
その未来がいいかどうかはわかりませんが、
選ぶことをおろそかにしない自分でいたいと思います。
2016年2月13日 12:00 AM |
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ひと桁だと気分が凹み、
ふた桁だとちょっと嬉しい。
気温の話です。
冬の朝は、起きたらまず、
スマホを取りだして
気温を見てしまいます。
ひと桁だとちょっとブルーな気分で、
ふた桁だとちょっといい気分。
最高気温が9°
最高気温が10°
たった1°のちがいでも
その日の気分はやっぱり変わる。
「3、4月並みの陽気です」という
ハッピーワードが飛び出した日には
星座占いの1位よりテンションが上がる。
ぼくにとってこの時期の気温の予報は、
占いよりその日の気分を左右します。
2016年2月6日 12:00 AM |
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