2015年11月

仕事によっては、3割打者は3流になる。

書けたなと思うコピーは、
お客さんからの評判もいい。
担当者以外の方に意見を聞いても
いい声をもらえることが多い。
でもじぶんの中でまだ迷いがあるコピーは、
反応もそれなりになる。
自分の手応えとお客さんの評価のズレが
減ってきてるのはいいことですが、
もっと、書けたと思うコピーを、
高打率で書けるようにならないと。

疲れはうつる。

メガネが疲れているように見えた。
服も皺が増えて老け込んでいた。
靴も泥や埃が付着して汚れていた。
パソコンも動作がいつもより遅い。

周りのモノにふと目をやると、
ときどき、みんな徹夜した姿に見えてくる。
自分が疲れていると
周りも疲れてくるのだと思った。
気をつけないといけない。
たまの休日に、自分ばかり
リフレッシュしているけれど、
彼らもねぎらってあげないと。

機械は寝ても治らない。

突然、パソコンが故障した。
画面が真っ暗になり動かなくなった。
しばらくして電源ボタンを押した。
相変わらず無反応だった。
3日たって調子を伺ってみた。
状況は解決されていなかった。

人間の怪我や病気は、
一晩寝たら症状が治ったとか、
時間が治してくれることがある。
でも機械はそうじゃない。
人間とちがって時間が解決してくれない。
結局修理に出すしかありませんでした。

機械が人間に近づいているけれど、
人間のような自己治癒力も備わるといいなあ。

声が、見える。

見えないからこそ、自由にうごける。
知らないからこそ、勇敢にうごける。

たとえば、花粉が見えたら、
外を出歩けなくなってしまう。
自分の陰口を知ったら、
その人と話せなくなってしまう。

いろんなものが見えすぎて
知りすぎてしまえる世の中で
見すぎない、知りすぎない、
そういう生き方もいいと思う。