武井と木村と長谷川の3バカ日誌

2015年08月

大天使はトイレにいた。

そのとき本屋さんにいました。
スポーツ雑誌を物色していたら、
急にお腹が痛くなり、これはマジで糞する５秒前だ！
とあわててトイレに駆け込んだら、
間一髪のところで、先に入られました。

おわった。おれの人生はここでおわる。
「うんこまん」という肩書きを背負いながら
これからは生きていくんだ。
だが、それもわるくないじゃないか。
どうせ、うんこみたいな人生だ。

そう覚悟を決めた瞬間、さきほど個室に入った人が、
ふたたびでてきて「お先にどうぞ」と
ゆずってくださいました。
たぶん直前に目があったときのぼくの形相が
すべてを物語っていたのだと思います。

男にも天使はいるんだと知りました。

ピュ〜という、気の抜けた音が、
沈んだ心や憤りの感情をやわらげる。
弾んだ心の盛りあげ役だけでなく。
黒い気分を変えるスイッチとして
ぼくは、くちぶえをつかっています。

バズの時代は終わった。
ズバの時代が始まる。

どれだけバズるかじゃない。
どれだけズバるかだ。

たった１人にズバッと刺されば、
それでいいのだ。

SNS上で、拡散されることをバズと呼びますが、
バズらなくても、いい企画や、いい言葉だって、
あるよなぁと思い、バズを逆転させた、
ズバを提案したいと思います。

愚痴とか、心の声の叫びを
パスワードにしてしまえばいい。
座右の銘とか、自分を奮い立たせる言葉を
パスワードにしてもいいと思う。

井戸に向かって叫ぶように、
打ち込んでみるのだ。
わずらわしいパスワード入力が、
すこし気持ちのいい入力になる。

夏までに体を鍛えよう、
と毎年のように思っておりますが、
いちども実現したことはありません。
いつも鍛えずに夏がきて、一年がおわります。

おなじ過ちを繰り返して、やっとわかりました。
夏までに、というのが間違いなんだと。
むしろ、夏こそ体を鍛えよう、です。
体を動かしやすい夏こそが、いちばん鍛えやすいのです。

そう決め込んで、今年の夏は筋トレを謳歌しようと思います。