2015年07月

地球旅行なら、すぐ行ける。

お金のないぼくは、旅行といえば国内旅行。
海外になんて気軽にいけやしません。
でもまた国内かあと思うと、
ちょっとモチベーションがさがったりする。
で、思ったんです。

そうだ、地球旅行と思えばいい。

地球を旅すると思えば、
なにも国外にこだわる必要はないわけです。
旅先がおなじ日本でも、そこには
ちがう地球があるのだから。

ということで、ことしも地球旅行にいってきます。

コケをコケにする。

知らなかった。
コケにするな、のコケは、苔ではなかったんですね。
さいきん、苔を目にしたら、
言葉の印象とちがって、とっても綺麗で美しくて。
コケにするな、って苔を卑下しすぎだろ、と思っていたら、
コケはコケでも「虚仮」という言葉を使うんですね。
知りませんでした。
苔をコケにしていたのは自分でした。すみません。

モンブラン嘘つかない。

インディアン嘘つかない。
という言葉がありますが、
モンブランを食べるたびに
私は核心を得ます。
モンブラン嘘つかない、と。

苦しみは夜明け前。

だいたい最初は楽しい。
で、だんだん辛く苦しくなってくる。
でも、あるところまでいくと、
苦しさが楽しさに変わってくる。
で、また苦しくなってきて、
さいごのほうは、苦しさと楽しさがまぜこぜになる。

コピーを考えるとき、自分はこんな感覚におちいります。
で、ちょっといいなと思うコピーが浮かんだりするのは、
だいたいさいごの状態のとき。

苦しさだけのときって、もう投げ出したい、自分には向いてない、
と自棄したり、手を止めたりしがちなのですが、
その先にある出会いを思うと、
もうすこし頑張ってみっか、という気が起きます。

10年以上の付き合いが、部屋にたくさんありました。

SLAM DUNKの最終巻に「1996年10月8日第1刷発行」と
書いてありました。買ってからもうすぐ20年。
実家を離れても、引越しを繰り返しても、
常に手元に置いています。家族より付き合いの長い相手です。
たぶん、これからもずっと一緒。

ほかにもそういう相手を探してみると、
辞書や小説、洋服、ペン、ipod、CD、DVD、コップ…、
と10年以上のものが数多くありました。
みんな、ぼくに尽くしてくれたモノたちです。

でも、そんな彼らに対する扱いはぞんざいでした。
置きっぱなし、投げっぱなし、埃も見て見ぬふり。
だから傷みも早くなってしまって。

ぼくは掃除というものにやる気が起きず、
こまめに片付けようとはしなかったのですが、
掃除は、モノへの気持ちでもあるんですね。
これからはきちんと綺麗にして大事にするようにします。