カラダは忘れない。

子どもの頃、ぼくは牛乳っ子でした。
ほぼ毎日1パックは飲んでいて、ご飯がなくても水がなくても
牛乳さえあれば生きていける。そんな牛乳大好き少年でした。
そんな熱烈に愛していた牛乳ですが、
一生分くらい飲みきったせいか、20を過ぎたあたりから、
長い熱から冷めたように離れていきました。

牛乳生活から遠ざかって10年以上たちますが、
完全に関係を絶ったわけではありません。
いまでも飲むときがあります。
それはだいたいカラダが疲れてまいっているとき。
ぼくの場合、栄養ドリンクを飲むより
牛乳のほうが元気になる気がするんです。
毎日、浴びるように飲みつづけた結果、
いつの間にかカラダが喜ぶようになって(?)
ぼくのパワーの源になっていたようです。

牛乳と同じように惚れ込んだものに、バスケットがあります。
中学、高校、大学とつづけ、いまでもときどきバスケします。
で、プレーしたあと、カラダを動かして疲れているはずなのに、
エネルギーが充電したような気がします。

子どものときに愛したものって、
大人になったとき力になってくれるんですね。