ウェルカム・レッド・インク
こういう仕事をしていると、いろいろな方から、
いろいろな赤字をいただきますが、
なかでも肺腑をえぐられる赤字をいただくと
自分がダメ人間に思えてきます。
いや、実際ダメ人間なんですが、
その事実が重くのしかかってくるんです。
自分の存在価値なんてないんだ、とか、
何にもできないアホ野郎だ、とか、
またひとつ信頼を失った、とか、
不分子が頭の中を駆け巡ります。
もうなにかも投げ出したくなってしまうけど、
でも、振り返ったときに、自分の血肉になっているのは、
そういう経験をしたときです。
深手を負う傷ほど、養分になっている。
だから、赤字は怖いけど、厭だけど、臆さずにいたい。
そしていずれ、赤字ひとつないものが
高打率でつくれるようになりたいもんです。
2014年11月29日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)