2014年10月

誕生日は、まいにちやってくる。

会社に、おなじ誕生日の人が3人います。
学生時代にも、おなじ誕生日の人が何人かいました。
有名人にも、おなじ誕生日の人がいます。

ふと思ったんです。
自分の周りだけでも、何人もいるのだから
日本単位で考えたら、相当数いるんじゃないかと。
で、かなりアバウトですが、
1億2700万人を365日でわったら、約35万人。
毎日、35万人の誰かが誕生日を迎えている計算です。

それがどうした?と問われれば、それまでなのですが。
暗いニュースが流れる日々で、
なんというか、毎日たくさんの祝い事が
そこかしこで起きているんだなあ、と思うと、
関係ないけど、いいニュースを聞いたときの気分になります。
日本という視点でみると、ふつうの日は、一日もないのです。

地図は、まだまだ空白。

趣味というわけでもないのですが、
ぼくは歩くのが好きです。
3時間くらいかけて会社から
歩いて帰ることもあります。
家に着いたあと、じぶんが歩いた道を
地図でなぞるのが楽しいのです。
歩いているときのぼくのワクワク指数は、
レジャー施設で遊んでるときや、
映画を見ているときと同じくらいあります。
知らない景色に出会うのが、楽しくて。
予定のない一日は、近所の見知らぬ道を
ふらふら~と歩いたり。それだけでも、
意外と楽しい一日になっちゃって。

世界の地図で、空白の場所なんて、
もうほとんどないと思いますが、
じぶんの世界の地図では空白だらけ。
東京の地図ですら空白だらけ。
いろんなところへ、この足で行ってみたい。

本気が、本気を伸ばす。

スコップで穴を掘り進めているときに、
あるところで硬い壁にぶつかって、
前に進めなくなっちゃって。
でも、本気を出すと、すこしずつ、
削れていって、穴が大きくなって。
ただやっぱり、手を抜くと、ぜんぜん削れない。
現在の位置から、変われない。
だから、スコップを握るごとに力の限りを尽くしたい。

空気の入れ替えは、頭の入れ替え

ときどき、どうにもこうにも考えが前に進まず、
にっちもさっちもいかないときがあります。
そういうときは、ぼくはサッと席をたって
外の空気をすいにいきます。
これが、じつに頭のリフレッシュになる。
ごみごみした頭の空気が新鮮な空気に入れ替わる、
というのかなあ、ごちゃごちゃした考えが
パッと整理されて、進むべき道や、
答えが見つかることがあるのです。
かといって、ずっと外でうろうろしていても、
次々にアイデアは浮かんでこない。
煮詰めた頭の状態で、すうっと抜け出すのがいいみたい。
科学的な根拠はわかりませんが、
何度も経験しているので、効果はあるなあと思っています。

「やさしい」と「やらしい」のちがい。

どこまでが
「やさしい」で、
どこからが
「やらしい」なのか。

その境界がわからぬまま、
大人になってしまった。

電車で席をゆずるとき、
やさしい気持ちでゆずっているつもりが、
じつは、
この人が大金持ちで、
1万円くらいくれるのではないか?
という邪念がないかと言われれば、
そのきもちを否定することはできない。

あるいは、その電車の中にいる人たちの
好感度を上げようとしているのか?
と聞かれたら、やはり、それも否定できない。

私の「やさしい」は、
やはり「やらしい」が強いようだ。