2014年09月

じいちゃんとばあちゃん

80をとうにすぎている
おじいちゃんとおばあちゃんに初めて戦争の話を聞いた。
二人とも二度と戦争はしたくない、と何回もいっていた。
戦争のときは、食べるものがない。
あったとしてもぜんぶ兵隊さんのご飯になる。
まともなものは食べられない。
おばあちゃんは戦争で二人の兄を亡くしたとつぶやいた。

戦争映画やドラマを見るより、
その痛々しさや生々しさが伝わってきた。
体験した人の言葉は、真実しかない、と感じた。
ふたりの話はいちばん伝わるドラマだと思った。

背中合わせ

生きていれば、何かを失うという場面に
遭遇することがあると思います。
そこには悲しみや嘆き、失望といった
負の感情が渦巻いていて、
暗い時間が流れはじめてしまうんだけど。
でも、失うということは、何かを手に入れる容量ができる
ということでもあるなあと思うのです。
単純な例で言えば、テレビを失ったら、
ラジオを聴く時間が生まれたり、
スマホを失ったら、本を読む時間が生まれたり。

自分にとって大きな存在を失った瞬間は、
頭上に隕石が落ちてきたような気がしてしまうけど、
それは、大きな空き容量が生まれたということでもある。
過去に戻ることはできないのだから、
前に進むためにもそう思うようにしています。

姿勢は伝染する

激しいトレーニングに打ちこんでるプロの選手の姿をみると
心を打たれて、自分も頑張ろうという気持ちになる。
友だちや同僚の頑張ってる姿を見ると、自分も気力が湧いてくる。
「がんばれ」と言われるよりも、頑張れる。

近くにいる誰かを応援したいとき、
「がんばれよ」と声をかけるのもいい。
でも、自分の頑張る姿を見せることが
何よりのエールになるかもしれない。
それは、たぶん、言葉より伝わる。

普段通りが、いちばんの近道

〆切に向ってやらなきゃいけないことが
次から次へと湧いてきて、頭がパニックになって、
ゴールに近づこうと、いつもと違うやり方でやっきになって。
そんな経験がこれまで何度もあるけれど、
わかったことは、深呼吸して、
なるべく普段通りのやり方で取り組むこと。
それが、いちばんいい結果を生むのだなあ。

ポケットに手を入れたままだと、転んだときにあぶない。

ホットコーヒーを
アイスコーヒーにする唯一の方法は、
氷を入れることだ。

半袖Tシャツも、長袖Tシャツも、
ほとんどの時間は、Iだ。

当たり前のことでも、
なんとなく名言に聴こえる。
そんな耳が、私たちには備わっている。