2014年05月

不平等だからドラマがうまれる。

もしこの世が平等の世の中だったなら。
おんなじ賃金をいただいて、
だいたい同じ労働時間を過ごして、
住む環境もだいたいおんなじで。
貧富の差がちっともなくて。
均一化された世界がそこにあったなら、
平等な世界を嘆くかもしれない。

不公平、不平等は必ずしも
悪じゃないなあと思った次第です。

人生の転機は、だいたい出会いだ。

その出会いってやつは、
待っているだけじゃ、なかなかやってこない。
でも、動きはじめると、ぶつかることがある。

夏の風が吹きはじめてきましたが、
夏は、動くには、うってつけの季節です。
いつもより活動的になっていて、
人の交差点が増えている。

そういう理由もあって、
夏はいちばん好きな季節です。

なんでだろう?

「なんでだろう?」と不思議に思うことは、

じつは、子どもより、大人のほうが多い。

世の中のことがわかってくるほど、

「なんでだろう?」が増えていく。

それは、なんでだろう?

言葉は枯渇しない。

世の中にあるほとんどのものは、

ロウソクの火が灯ってる。

つかえば、すこしずつ、なくなっていく。

でも、言葉だけは、どんなに使っても、ひとつも減らない。

惜しむひつようがない。

言葉に、「もったいない」はないのです。

モノも、一期一会。

さいきん、「カウボーイビバップ」を見はじめました。
こんな面白い作品が16年も前に存在していたなんて。
この名前はなんども聞いていましたが、
見事にスルーしつづけていたようです。
タイムマシンがあったら、中学生の自分に言ってやりたい。

しかし、いいものって、
自分が見逃しているだけで、接点はあるもんなんですね。
遠くまで出かけなくても、
美味しいお店は近所にある、ということか。
これからは人に限らず、モノに対しても
一期一会を大事にしていこうと思います。