お年寄りは、人生の先生です。
お年寄りのお話は、
それまでで培ってきた人生観や大事なことを
ささやきながらポロッと伝えてくれます。
たとえば下の言葉は、ある飲食店の店主の言葉です。
・インチキはしちゃいけないよ。
見てる人は見てるからね。
ぼくはもうだめかなーと思ったとき
「あんたの味は本物だ」と言われて
客がついたからね。
これも一生懸命やってたからさ。
・体力はあるほうがいいよ。
年をとってから手術するとき、
体力ないと麻酔打てないからね。
体力はあったほうがいいんだ。
・人のことを根掘り葉掘り聞くのは好きじゃない。
ただ聞いてるだけでいいんだ。
話してくれたことに、耳を傾けて、
自分の経験からアドバイスをするだけさ。
きっと、聞かれるほうもイヤだと思うよ。
しゃべりたくなったら、何も聞かなくてもしゃべるもんさ。
人生の授業といったら、大げさかもしれませんが、
時を積み重ねた方のお話は、聞いてるだけで
自分を少しマシな人間にしてくれる気がします。
ご年配の方からもっとたくさんの人生訓を聞いてみたい。
いま、そんな欲求にかられてます。
ああ、おじいちゃん、おばあちゃんに会いたくなりました。
2014年4月26日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)