2013年12月

いえ。

大人になっていくと、
減っていくものがあります。

親や祖父母と会う回数です。
とくに家を出たら一年に数回しか会わなくなります。
毎日のように会うことはなくなります。

残りの日数を数えたら、もしかしたら
365日を切ってるかもしれません。

でも、この数は自分で変えられます。

ぼくの場合、家に帰るのは、だいたい年末年始のときだけ。
昨年は2日くらいしかいなかったので
今年はもう少し長く滞在しようと思います。

すべての経験は、いつか使える。

子どもの頃、ダイエットと無縁だった人も、
大人になるにつれ、徐々に体重がふえていく。
そんな人も多いと思う。

動けば、いいのだ。
しかしなかなか動かない。
とりあえず、カロリーコントロールに走る。
もちろん、すぐ挫折する。

若い頃に意識してダイエット経験がないと、
歳を取った時に、結構困る。

若い頃は、ダイエットと無縁で
よかったな、と思っていたけれど、
まさか、こんなところに落とし穴があるとは。

いやはや、悪いことでも、
経験はしておくものだ、と思った。

とはいえ、歳をとって思うことは、
人間とは、なんと怠け者であろうか、
ということである。

歩道橋 VS 横断歩道

カロリーが減るだけじゃありません。
信号で待たなくていい、交通量の多い道の真ん中で
立ち止まれる、普段見れない景色が見れる。

歩道橋が横断歩道とほぼ同じ場所にあったら、
いえ、たとえ横断歩道が進みたい道から少し離れた
ところにあっても、迷わず横断歩道を選択してきた
自分です。でも、もう少し積極的に利用しても
いいかもしれないなぁと思いました。

たぶん、この世に存在するすべてのものに
良いところと悪いところがあって。
良いところを見つけられれば、苦手意識も変わる。
何十年も経ってから、見つけるのではなく、
もっと早く見つけられる人間になりたいです。

SCC

静岡コピーライターズクラブという団体があります。
そこで毎年行われるコピーの公募
「SCCしずおかコピー大賞」というものがあり、
きょねんに引き続き、ウチのボスが特別審査委員として
参加させていただきました。

この賞は、ぜんぶで5つの課題があり、
その中から、大賞や準大賞を決める、とのこと。

で、審査しているコピーを横目でちらちらと見ていて、
ひとつ、すげぇいいなぁと思ったコピーがあったのですが、
案の定、大賞でした。

そのコピーがこちら、


「お困りですか?」私服の私が言えないことを、
制服の私は簡単に言う。


ちなみにその課題は、
「働く自分が好きになるコピー」です。

実感値がハンパなく高い、ですよね。
たぶん、多くの人が、「わかるわかる!」
と思ったのではないでしょうか。

大賞を取ったのは学生の方らしいのですが、
すごいな、と思いました。

「ブチ切れる」と「プチ切れる」は、だいぶちがう。

プチは、かわいいけど、
ブチは、ガチな気がしませんか?

プチ切れることはあっても、
ブチ切れることのないように、
生きねば。