2013年11月

下も向け。

下を向くな。と言われるように、
この言葉は、あまり良い言葉としては使われません。
ネガティブな言葉として使われがちです。
でも、悪いことばかりじゃありません。
この前だって、下を向いていたら、100円を見つけました。

一方向ばかりじゃなく、ときには右を、ときには左を、
いろんな方を向いた方が、たぶん、視野は広がるってもんです。

滝絵さん

その人を、私は知らない。
女性のような名前だが、
あまり聞き馴染みのある名前ではない。
だが私は、その人の名前をとてもよく見る。

正確に言うと、
その人の名前を、メールでよく打つ。
急いでいる時ほど、よく打つ。

なんのことはない。

私の名前は、武井である。
アルファベットで打つと、takei。
滝絵さんは、takie。

そう、私は急いで「takei」と打とうとすると、
「takie」と打ってしまうのだ。

いや、ただそれだけのことである。
だが私は心のどこかで、
滝絵さんを探しているのかもしれない。

走ってるときに、落ち込んでる人はいない。

仕事でミスをする。失恋する。テストで悪い点数を取る。
何千、何万日も生きていれば、落ち込む場面に
出くわすことはたくさんあります。
そんなときは、友だちに励まされたり、旅にでたり、
名言を読んだり、好きな曲を聞いたり、お酒を飲んだり、
気分を立て直す方法は、いろいろありますが。
そこに「走る」という方法もあるんじゃないかなー、
と思っています。

走ってるときは、無心になれます。
走ってるときは、前向きになれます。
一時的かもしれませんが、リセットできます。
心に渦巻く負の感情を流してくれます。

きっと、心と体が連動しているせいです。
体を動かすと、心が動くのです。
病は気からの反対ですね。気は体から、ということです。
あ、「走る」という方法なら、お金もかかりませんなー。

おばんざい

それは、両手を上げてよろこぶ
「バンザイ」の丁寧語ではない。

どことなく上品さを感じるこの言葉は、
京都弁で「お惣菜」のことだそうだ。

話は変わるが、子どもの頃から、
ぼくは料理番組を見るのが好きだった。

料理の鉄人はもちろん、
郁恵・井森のお料理バンバン、
グッチ裕三のこれは旨い、
おかずのクッキングなどなど。
大人になってからは、
ジェイミーオリバーや、
ゴードンラムゼイなどの動画をあさり、
Huey’s Cooking Adventures
なんかも毎日のように見ていた。

おかげで料理は僕の趣味になった。

最近はまったくできていないので、
すっかり腕がなまってしまったのですが。

ちょう。

職場の近くに、コンビニがある。
ほぼ毎日と言っていいくらい、よく行く。

最近のコンビニには、ほぼ、
中国人か韓国人が働いている。
そのコンビニもご多分に漏れず、
何人か働いている。

それは別に、いいのである。
むしろ歓迎したい。
つたない言葉なら、
こちらが理解してあげればいい。

異国に来てお金を稼ぐことは大変だ。
そもそも、仕事を見つけることすら簡単ではない。
そのことは、僕自身、身をもって
知っているつもりである。

レジで、ふと、ひとりの名札を見た。
「ちょう」と書いてあった。
おそらく中国の人であろうか。

となりに別の店員がいた。名札を見た。
「ちょう」と書いてあった。

結果的に、その店には、4人の「ちょう」さんがいた。
なぜ店長は下の名前を記入しないのだろう。
いくらなんでも、3人目あたりで気がつくはずだ。
それではネームプレートが意味をなさないことを。