死字

「暑い」という字がありますが。
最近の熱攻撃をうけていると、
この漢字は少々やさしい感じがしないでもありません。

この字は、
「麦わら帽子をかぶった少女が
 帽子に手を寄せながら青空を眺めてる」
そんなさわやかな夏の風景がセットです。
(ぼくイメージ)

熱分子から総攻撃を受けているこのアツさは
そんな生ヌルい字ではいけない、と思うのです。
「熱い」ほうがまだ相応しい。

「アベック」や「チョベリバ」など
言葉は生まれては消え、
ときに残ったりしますが、
漢字にも新陳代謝が起きてもいいんじゃないかしら。