2013年06月

1リットルパックの涙

いま、コンビニで、
当たり前のようにしてくれるサービス。
そのひとつに、1リットルパックの飲み物を
買うと、ストローをくれるサービスがある。

最初に考えた人はすごい、と思う。
いつのまにこんなに広まったのだろう。
いまでは、この国のあらゆる
コンビニの、スタンダードな
サービスとして定着している。
たぶんこんなサービスは
日本だけなんじゃないかと思う。

と、同時に不満なことがある。
あのストローは、そのために
つくられたわけじゃないから、微妙に短い。
じゃばらの部分を全開に伸ばしても、
ちょっと足りないのだ。
もう2〜3センチ長ければ、
どれほど快適になるだろう。
そう思いながら、幾度となく、
ストローが飲み口から沈んで消える。

もうこの際、1リットルパック用の
ストローをつくったらどうだろう。

自分発見。

これ、読みたい!と思って買ったら
実はすでに持っていた本だった。
そんなことを数回くり返していることが
引越作業中のいま判明しました。

お金の無駄だし、資源の無駄だし、
スペースの無駄だし、
本をダブって買うのって
いいことなんてほとんどない。
景品に一歩近づくくらいです。

同じ本を買っていたり、
どうでもいい書類を
大事にとっていたり、
失くしたと思った鍵を発見したり、
引越しはダメな自分が
剥き出しになって見つかります。

男はマン好きだ。

ウルトラマン
スーパーマン
キン肉マン
肉マン
豚マン
ピザマン
マンガ

男性はみんな「マン」がつくものが、好きですよね。

男性を英語で man というのも、
きっとここに理由が、ないな。

アホだけど、いいなあ。

映画館で、
ほぼ貸切状態でガラガラなのに
指定席に座る姿を見ると
日本人はアホかもしれないけど、
いいなあと思います。

横断歩道で車もバイクも見えないのに、
青になるまで待っている姿を見ると、
日本人はバカかもしれないけど、
いいなあと思います。

急な雨でも、濡れてしまっても、
傘立てから傘を拝借しない
日本人はマジメかもしれないけど、
いいなあと思います。

他の国の人のことは、あまり知りませんが、
日本人はいいなあと思います。

パソコンは日記だと思う。

パソコンはもうひとりの自分だ。
そこには確実に自分自身が蓄積されている。
しかもそうとう精度が高い。

よく見るサイトや検索履歴、
隠したいような性癖だって
バレてしまう。
振り返ればきっと、誰しも赤裸々な
過去がたくさんでてくることでしょう。

そう考えると、いま、
人がいちばん素直になれるのは
パソコンの前かもしれない。

ちょっとエッチなサイトを
眺めながら、僕はふと
そんな気持ちになりました。