2012年10月
ゲン担ぎってものがある。
大事な試合前はカツ丼を食べる、
コートには必ず左足から入る、
とかいうアレです。
この一種のおまじないのような行為に、
疑問を抱いていたことがありました。
ほんとに効き目はあるのか
カツ丼を食べたって相手も食していたらどうなんだ
右足から足を踏み入れても何も変わらないよ
という具合にです。
そう思って、いつか、
いつものゲン担ぎを
突然やめてみたのですが。
すると不思議なことに、
なんだか調子が狂ったりするんです。
全く3P(バスケ部でした)が入らなくなったりして。
いえね、
全くトンチンカンな話かもしれません。
そのとき、
ああ、ゲンを担ぐというルーチンが
いいリズムをつくっているのだ、
本調子に近づける仕上げなのだ。
ゲン担ぎは決して奇天烈な信仰ではなく
大事な役割を担っているのだ、
と思ったのですね。
2012年10月27日 12:00 AM |
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江戸時代に描かれた浮世絵を見ていると
傘の姿は今とあまり変わらないみたい。
機能も驚くほどの進化はないんだろうと思われる。
昔と大きく違うのは柄のボタンを押すと
自動に羽根が広がるくらいでしょう。
19世紀ごろにイギリスで自動車が広まったけど
当時の車と今の車を比べると
姿も性能も100年分の歩みを感じずにはいられない。
モノには、最終形態のモノと
発展途上のモノがある、ということかしらん。
たとえば、紙や鉛筆なんかは、ほぼ最終形態でしょう。
でも、ですね。最近、果して今の時点で「コレは最終形態である」、
と裁判官が判決を下すように言い切れるモノがあるのかしら、
と思うようになりました。
そう思い始めたキッカケが「本」であります。
何百年間も姿を変えずに生き続けてきた「本」。
今の姿が最終形態であろうと睨んでいたのだけれど、
ご存知のように電子という黒船が突如現れて
紙世界に侵略し始めているようでして。
突然変異というものは生物だけではなく
モノにも起こるというわけですね。
それ故、いま最終形態と思われるモノたちも
まだまだ発展途上なのかもしれません。
2012年10月20日 12:00 AM |
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「2」は冷遇されている、
ような気がします。
世界で2番目、日本で2番目、
組織で2番目、学校で2番目、と
ナンバー2の実力は相当高いと思うのですが。
スポットライトをさんさんと浴びる
1の影に潜めて、その境遇を
じっと耐えている観があるといいますか。
自身が持つ能力の割に評価されてない
ような気がするのです。
「2位じゃだめなんですか」と
言ってる方がいましたけど
2さんは「そうだそうだ、
2位だってすごいんだぞ」と
思ってたりしないのかな。
2012年10月13日 12:00 AM |
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明るいカラーのTシャツやパンツ、
色鮮やかなジャケットたちの着用は
敬遠されがちだけど。
それらの服は、
ところどころに咲く花のように
世のカラフルワールドへ
一役買ってると思うのです。
外で景色を見渡すと
ダークな色が目につくけれど
それがカラフルになるだけで
明るい国になるんじゃないかしら
と夢想します。
2012年10月6日 12:00 AM |
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