人力車のお兄さんたち
鎌倉で暮らし、
鎌倉の会社で働いているぼくには、
毎朝、感動することがある。
眠たい目をこすりながら、歩いていると、
「おはようございます!」
人力車のお兄さんである。
もしかすると、
ぼくより年下なのかもしれないが、
“お兄さん”と呼びたくなってしまう。
そんな彼らは、毎朝、
鎌倉の街の掃除している。
いいことやってるみたいな嫌味な感じもなく、
じつに清々しい笑顔。
たぶん彼らは、鎌倉の街を、
じぶんたちの職場だと本気で思っているのだろう。
だから、鎌倉の街にゴミが落ちていることは、
彼らにとって、職場にゴミが落ちていることなのだ。
彼らを見るたびに、心がお掃除される。
だけど、人生はむづかしい。
ぼくの部屋は、いっこうにキレイにならない……。
2012年9月24日 2:23 PM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 長谷川哲士 | コメント (0)