ヒーローが好きな人は、風も好き
どういうわけか、
正義の味方ってのは、
たいてい風の中にいる。
たとえば、スーパーマンね。
あの、背中にしょっている
赤いマントがひらひらと風を受けて
あ、空を見ろ、となるでしょ。
スパイダーマンだってそうだ。
糸を操って高層ビルの中を
颯爽と駆け抜けるじゃない。
日本のヒーローを見てみると、
たとえば、ドラゴンボールの孫悟空。
ピンチのときには風の如く、
というより風より速く助けにくるよね。
アンパンマンだって、
頭を取り替えるシーンが
イメージとして強く残っているけど
町をパトロールしてるときは、
空を飛び回ってるじゃない。
(自分の記憶が確かならば)
なんとなく、
いや僕だけかもしれないけど
「人は風が好き」。
という方程式が頭に貼りついていて。
もちろん、木が倒されるほどの暴風ではなく、
真夏の中を、するするすると抜けていく、あの風、ね。
単純に、肌に触れると気持ちいい、
という外的な要因はあるとして。
なぜ人は風が好きなのか、
他にも理由があるんじゃないか
と思案していたけれど。
それは、知らず知らずのうちに
風の中にヒーローを感じているからだ、
という内的な理由もあるんじゃないか。
と、風に当たりながら感じたお話です。
2012年5月5日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)