2012年05月

Tシャツ注意報。

このあたりから、
9月のおわりあたりまで、Tシャツでしょうか。
春夏秋冬、みたいな感じで、
服装でシーズンをわけるなら、

わりと自由、Tシャツ、わりと自由、防寒着

というふうな感じでしょうか。
「わりと自由」なシーズンは、
わりと一瞬でおわりますね。

ぼくは、まだTシャツだけでは出かけません。
夜、まだちょっと寒いというのもありますが、
いまTシャツを着てしまうと、夏本番になった時、
脱ぐものがなくなるので、苦しいのではないか。
そう思うんです。

先を読んで、ぼくは生きています。エッヘン
Tシャツって、裸よりも自由ですよね。
Tシャツさえあれば、どこへでも行ける気がします。
北極とかはムリですが。いや、冬とか、
ちょっと寒い日は、ムリなんですが。
そんな意気込みにさせてくれます。

アカコーラ

「坂コーラ」
学校の帰り道。山に住むぼくは、
ズズズッ、ズズズッと10歩ごとに飲んだ。ゲップ

「またコーラ」
アルコールを身体が受けつけないぼくは、
みんながビールをたのむシーンでも、
ぼくはコーラをたのむ。ゲップ

「バカコーラ」
コーラばかり飲んでいたら、
こんなニックネームがつきかけた。ゲップ

「若コーラ」
コーラを飲んでいると、若く見られる。
コーラを飲んでいる若者を見て、思う。

「墓コーラ」
ぼくのお墓には、コーラをかけてほしい。
この赤いコーラを、ぼくは飲みつづけると思う。ゲップ

※ゲップはGet Upをオシャレに表現したものです。

「Uターン」という言葉は100年後も使われていると思う。

S字フック。8の字を描く。
Y字路、T字路、L字型。

アルファベットや数字のカタチそのものを
俯瞰してつける言葉があります。

そのなかでも「Uターン」はすごい。
ターンという言葉は、単体ではそれほど使わない。
スケートとかスキーとかダンスとか、
スポーツで使うくらいで、日常では使わない。
そんな言葉とUがくっついて生まれたUターン。
なぜこんなに浸透したのだろう。
まぁそれはしっくりきたし、
カッコよくて使いたがったからではなかろうか。

なんとなーく、クルマが誕生し、
道路ができてから生まれた言葉な気がする。
あるいは、英語でもともとあった言葉が
そのまま浸透したのだろうか。

おなじアルファベット+英語の「Vサイン」より
おそらく長生きする気がする。
「Vサイン」も好きな言葉です。

生きているうちに、
こんな言葉をひとつでもつくれたら、ぼくはうれしい。
狙ってできるものでもないけど、ひそかに狙ってます。

人よりも花のほうがセンスがいい。

服のカラーの組みあわせを考えるとき、
紫と黄色は似合うぞ、というのは
道端に咲いている花から教わりました。

敵対心を持つ人と接するとき
自分は敵意を出さないほうがいい、
というのは拾ってきた猫から、
教わりました。

教科書に書いてあることや
人から学ぶことだけじゃなく
人生の師はいろんなところにいるよな
と思っています。

気をつけ!

本当のことを言います。
「気をつけ」って
こういう字だって最近知りました。
ぼくは30年以上「キョーツケ」だと思い、
疑いもしなかった。
確かに書いてみると、へんだ。

「起立、キョーツケ、礼、着席」

子どもの頃から何度となく
口に出してはきたけれど、
書いたことはなかった。

それでもまだ疑問は残る。
「気をつけ」ってなんだ。

背筋を伸ばしてあごを若干引き、
かかとを揃えつま先は40度くらいに開き、
五本の指を伸ばして腿のわきにぴったりそえる
あの姿勢。

あれのなにが「気をつけ」なのだろう。
何か深い意味があるのだろうか。

しかしみんなの考える「気をつけ」と
ぼくの「キョーツケ」は同じだし
問題もなさそうなので、
知った顔をしてそのままにしておこう。