2012年04月

縦社会から、横社会へ。

トイレのウォシュレットに、




というのがついていまして、




というのもついていました。
でも、ぼくがほしかったのは、

← →

縦ではなく、横向きのボタンだったのです。
しょうがないので、おしりをあげて横にふりました。
「おれは何をやっているんだ」
という気分になりました。

虫宙人

緑の深い地にいくと
エイリアンのような面をした
カマキリが潜んでいたり。

蜘蛛は地球上だけでなく、
無重力の空間でも巣をつくれてしまったり。

ただなんとなく、あるいは興味本位で
この星のどこかに宇宙人がいたらいいなあ、と
思うときがあるけれど。
実は虫という姿に変えて、もう地球にいたりして。
そして、地球のデータを本星に送っていたら…。

理由なき反抗期

横浜の少年が
バイクで走り出した時
カリフォルニアの少女は
踊り明かして家路についた
イルクーツクの若者が
路地裏でウオッカを空にする頃
カンクンの女は
見知らぬ男とドライブをしていた
ニューデリーの娘が
タンクトップを着て出かける時
ロンドンの少年は
学校を抜け出した

だいたい中学生から高校生くらいに
だれもが通る道。
それは反抗期。

当たり前のことだけど、
世界中の若者に
反抗期があるはずで。
そしてそれはおそらく、
自分たちの反抗とは
かなりちがうと思う。

なんとなくあの詩っぽく
なっているのは、
本当になんとなくです。