おいしいたべもの。
おいしいものは大好きだけれど、
ブランド牛のステーキだとか、
大トロのにぎりだとか、
三ツ星シェフのつくった
フレンチコースだとか、
そういった「おいしいもの」を
食べる機会は、そうそうないわけです。
そんな高いものじゃないと
おいしいものを食べたときに感じる
幸せの極致のようなものを
味わえないのかというと、
そんなこともないところが、
人間のすばらしいところだと思う。
いきなり大げさな話になりましたけど、
本当にそう思うのですよ。
たとえばね、きゅうりのぬか漬け。
古今東西を問わず、おふくろの味のひとつですが、
これだって高級料理に負けない喜びが
得られます。と少なくとも僕の舌は
もうしております。
新鮮なきゅうりと、手入れのされたぬか床。
それと、経験。
人間は平等だというのとおなじくらい、
人間の舌は平等だと言いたい。
2011年12月7日 1:18 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 武井宏友 | コメント (0)