2011年12月

クラクション イライラ解消法

歩いていると、渋滞につかまった車のほうから
「ブッブ―!!」とクラクションの音が
聞こえてくるときがあります。
「前の車はやく行けよ!」「ジャマだオラァ!!」
みたいなことを伝えているのだと思いますが、
聞いてる方は、あまりいい気分ではないです。
というか、「うるせえな」となぜだか
イライラしちゃいます。

しか~し、

「クラクションを鳴らしてる車は、
 実はイーサン・ハント
(ミッションインポッシブルの主人公)のような人物で
 世界を滅ぼそうとしている極悪人を
 追いつめてる最中なのかもしれない」

なんていうストーリーをちょっと想像すると
イライラが不思議とやわらぐんですよ。
『「ブッブ―!!」は「たのむから道をあけてくれ!」の
 叫びだったりして』
なんて思うと、イライラするどころか
ワクワクしてくるんです。

急いでるときの電車遅延とか
なにかでイラッとしたときは
こういったストーリーみたいなのを思い描くと、
イライラ度も減るかもしれませんわ。

ボックスティッシュとトイレットペーパーの文字数はいっしょ。

トイレットペーパーでも、鼻はかめる。
ボックスティッシュでも、おしりはふける。

では、どっちがおトクなのか。
紙の面積を計算してみます。

ボックスティッシュ
198mm×217mm×320枚=13749120mm=1万3749.12平方メートル

トイレットペーパー
114mm×60m=6840000mm=6840平方メートル

ボックスティッシュのほうがおトクですね。
と思いきや、320枚というのには少しカラクリがあって
みなさんご存知のようにティッシュって
1枚が、2枚でできてるんですね。
ちなみに、おなじものが重なっているのではなく、
別々のものが重なりあってるそうです。
だから、1枚1枚はがして使わないほうがよいのかも。
というか、1枚ずつはがして使う人を見たことがありません。
だから、÷2をします。で、6874.56平方メートル。

6840m2 と 6874m2

ほぼいっしょですね。
30平方メートルというと、
タタミ6畳がおよそ10平方メートルですから、
けっこうちがうじゃないかと思われるかもしれませんが、
全体の面積を考えれば、1%もいきません。

しかし、近所のドラッグストアに行ってみると、
ボックスティッシュは5個で200円。
トイレットペーパーは12個で200円。
なんと、トイレットペーパーのほうがおトクなのです。

ただし、一般的にトイレットペーパーは、
ティッシュよりもカタくできています。
やわらかいトイレットペーパーもありますが、
すこし値段が上がります。

そして、家にひとが来たとき、
部屋にトイレットペーパーがあると
引かれる可能性があります。

トイレットペーパーじゃなくて、
ルームペーパーという名前だったら
状況もちがったかもしれませんが、
残念ながらトイレットペーパーはトイレットペーパー。

おまえの部屋はトイレなのか。
と、育ちのいいひとには思われてしまいます。

ちなみに、キッチンペーパーは
トイレットペーパーよりおトクですが、
鼻をかむのに不向きです。

想いが舞う日。

12月25日は、
スケートの日であり、
バカボンのパパの誕生日であり、
クリスマスの日でもあり、
そしてたぶん、
一年間でいちばんプレゼントが
贈られる日でもある。

プレゼントって
感謝の想いとか、愛する想いとか
一人ひとりの想いが
つまってるものだと思います。

街中に
想いが行き交う12月25日。
イルミネーションとか
クリスマスツリーとか
聖歌隊とかも
もちろんいいんですが、
そういうのを抜きにしても
なんだかいい日だなあと思います。

だれの性でこうなったんだ。

おとこのこなら、のぼり棒。
(うまい棒じゃないよ)
おんなのこなら、自転車のサドル。
(サトルくんのことじゃないよ)

性に目覚めるきっかけは、
恋ではなくて、物体です。

じぶんの場合、それが何だったのか。
夜分おそくまで考えてみました。
そして、見つかりました。
机とイスです。
ひとのイスに座るとドキドキするのは、
わりと一般的です。
机とイス。ふたつでセットだという点を
ここでは、強調させてください。

小学校でも、中学校でも、高校でも、
掃除の時間ってありますよね。
机とイスを下げておいて、
教室半分を掃いて、拭く。
で、机とイスを上げる。

この上げるタイミングで、
やたらイスしかあげないヤツがいました。
ご存知だとは思いますが、
イスは机にくらべて軽いのです。
つまり、コイツはラクをしてるわけです。

ぼくはそれが許せず、
ある画期的な方法を考えました。
イスのL字部分の底を、机にぶら下げて
机とイスをいっぺんに運ぶスタイルです。

ここからが重要ですが、
ぼくはそれをはじめてやったとき
なんだか、その机とイスが、
持ち主自身なのではないかという気がしました。

これは、いわば前方おんぶです。
机だけを運ぶ。イスだけを運ぶ。
単独では思いもしなかった感情が
ぼくの中からわき出ていました。

ものごころのついたぼくは、
なるべく、かわいい女子の机とイスを
運ぶようにしました。
そして、嫌いな女子の机とイスは
なるべく運ばないようにし、
男子の机とイスを運ぶ場合、
イスを抱えこむと同時に、
すこし複雑なキモチも抱えながら運びましたとさ。

ヒト以外も参加するクリスマス。

星々が木を彩るクリスマスツリー。
街角を飾るイルミネーション。
人以外のモノたちが
人々を盛り上げてくれるこの季節。

クリスマスに告白すると
74%の確率で成功する
なんてデータもあったけど、
そのうちの数パーセントは
彼らの頑張りが成功率を
上げてるんだと思うわ。