2011年11月

目がまわりやすい人でも、自転で目がまわることはない。

一説によると、月の引力の影響で、
地球が自ら回るスピードは、
だんだん遅くなっているらしい。

その説が正しいとすると、
数億年前の1日は23時間くらいだった。
つまり、あと数億年生きれば、
1日が25時間くらいになるかも。

てな話を聞きますと、
あまった1時間で何をしようかなぁ
と考えてしまいがちです。

・朝、1時間多く寝れるじゃん
・アナログ時計のデザイン変えなきゃな
 12.5つくんなきゃいけないかな
・1時間番組がひとつ増えるじゃん

などと、思いをふくらましてしまいます。
でも、じっさいは、
1秒や1分が、
25/24倍にのびるだけなので、
たぶん、そんなに体感時間は、
変わらないと思う。

考えることは、夢を描くこと。
だけど、
考えることは、夢を壊すこと。
でも、あるのです。

まぁ「あと数億年生きる」ことのほうが
ニュースなんですけどね。

理性のネジが1本外れる月。

12月という月は、
毎週末(毎日?)、日本各地で
忘年会が行われ、陽気な集団が現れる。

Bounenkaiという英語もあるように
日本固有の文化として親しまれている忘年会。
この月だけは、世界有数の
陽気な国になっていたりして。

まあ、とにもかくにも、
勤勉で真面目な日本人の
理性のネジが1本外れる12月。

その空気が楽しくて
ぼくは12月という月が大好きです。

時間詐欺。

10000円ですが、12で割れば、およそ833円。
ひと月1000円以内の金額で買えますよ!

これは、まだ、わかるのです。
1年払いのローンですよね。
でも、

1日1分ムダにしていると、
1年で6時間ムダにすることになります!

これは、よく、わかりません。
1日で1分ムダというのは、わかります。
いま時計の短針が1周するのを見ていれば、
はい、おめでとうございます。
1日1分のムダづかいの達成です。

でも、「1年で6時間ムダ」って、おかしいです。
1日の中で6時間を感じることはできます。
それは睡眠時間と近いだろうし、
映画3本分と言われてもイメージできる。
それらの時間がムダになってしまうということ。

だけど、1年という枠組みの中で、
6時間を感じることはできないでしょう。

もし時間を貯めることできるのなら、
1日1分ずつ貯めて、
大みそかにでも、自由な6時間を使って
映画を3本観るのこともできます。
1年で6時間トクするってこういうことですよね。

でも、時間は貯めることができないのです。
だから、1年で6時間ムダにするなんて、
ありえないんです。

1年で1日トクするというのは、まぁ閏年ですよね。

すいません。
なかなか説明がうまくできませんが、
わたしはいまとても本気です。

節約した一円は、稼いだ一円と同じ。

いつも800円のランチを
食べているところを
500円のランチに変える。
300円の節約です。

つまりそれは300円手元に
残ったということでもあり、
すっごくよくいえば、プラス300円
手持ちを増やしたわけですから
300円が懐に入ってきたということでもあります。

この300円はわたくしのガマンという力で
もぎとって稼いできた300円なのです。

「節約」というと、なんだか
消極的なような感じがするけど
節約したお金は、自ら稼いだお金なのだと思うと、
「節約」もちょっとは楽しくなるし、長続きするんですよ。

目クソ。鼻クソ。耳クソ。

じーっと見てると、

目クン。鼻クン。耳クン。

に見えてきますね。
そんなことは関係なく、
ふと、目クソと鼻クソと耳クソのちがいに、
思いをめぐらしてみたんです。

いま目の前にいるひとが、
何かをとろうとしています。
つぎのうち、どれがいちばん不快ですか?

①目クソをとろうとしています。
②鼻クソをとろうとしています。
③耳クソをとろうとしています。

これ、やっぱ②の鼻クソですよね。

でも、なんで鼻クソは
これほどまでに嫌われているのでしょう。
鼻水という言葉があるように、水がイヤなのか。
たしかに耳水なんて言葉、聞いたことがない。

でも、目は涙をながします。
ただし、目をこすっているひとは、
徹夜明けのようで、きのうがんばったんだろうなという
同情の余地がある気がします。

うーーーん。

とてもシンプルな答えを見つけました。
おしりの穴にいちばん近いのが、鼻の穴ですね。