2011年10月

たった1日で何ができるというのだ?

と言われたら、
時計を見せて10秒進むまで沈黙する。

相手が何か言おうとしたら、
「しっ」と指をクチにあてる。

10秒経つと同時に「はいっ」と言う。
そして、おもむろに語りだす。

カール・ルイスは1983年に
100mで10秒の壁を打ち破った。

たった1日で何ができるというのだ
とあなたは言うけど、
たった10秒で世界を変えた人間がいる。
これはまちがいない事実だ。
それを認めてください。

すると相手はこう答えるかもしれない。

ちょっと待て。その10秒のために
カール・ルイスはどんだけ努力してんだよ?
てか、人類はその10秒のために何千年努力してんだよ?

そしたらこう答えよう。

だから私も1日で革命を起こすために
いままで生きてきたんだ。
この1日のために人類の歴史があったのだ。

きょうは私にとってどんな1日だっただろうか。
そして、あしたはどんな1日になるのだろうか。

カール・ルイスは現在50歳だそうです。
ルイスが超えられなかった走り幅跳び9mの壁も
いつか誰かが1日で飛び越えてくれるだろう。

男心と秋の空。

雨の時もあれば、
晴れの時もある。
嵐が吹いてる時もあれば、
くもり空の時もある。

気分というのは
たった一日の中でも
秋の空のように変わったりする。

女心と秋の空っていうけど
これは人の心と秋の空とも
いえるんじゃないの。

星をはじめて見つけたひとよりも


という記号をはじめて考えたひとを
リスペクトしてしまいます。

だって星ってぜったい
★に見えないじゃないですか。

とか

+

とか

に見えますよね。
★は図形としても美しいカタチで
さらに何か星を見たときのキブンも
再現できているような気がするのです。

ちなみにこれはロシアがまだソビエトだったときに
文字が読めないひとでもわかるために
考えられた記号らしいです。
i を逆さまにしただけなのですが、
なかなかよいですね!
ここまで浸透したのも、
キブンとこの記号がシンクロしたからでしょう。

これご存知の方いますか?
でも、これも!とおなじくすばらしい!

wwwwwwwwwww

これは日本だけですが、
いつかミシンのこういう縫い方は、
「笑い縫い」という名前になるかもしれませんwwwwwwwww

快感を買う。

旅行先で見つけた亀の置物とか、
なんだか役に立つことが書いてありそうなハウツー本とか、
ギラギラしたアクセサリーとか、
帽子とか、靴とか、服とか、
よく吟味せずに買ってしまうことが多々あります。

買って一日くらい立つと 
「なんでこんなもの買っちまったんだ?」
「買わなきゃよかった。」

という後悔をいままで何度も繰り返してきました。

ただ、買った瞬間は「手に入れたい衝動」を叶えたせいか
なんだかスッキリした気持ちになったりします。
衝動買いって、ちょっとした快感を
お金で買ってる面もあるのかなあ。

スイーツ×スイーツ

ソフトクリーム味のクッキーなるものをみて
頭がクラクラした。

クッキーが食べたいのか
ソフトクリームが食べたいのか

もちろんクッキーが食べたいわけだが、
これでソフトクリームを
食べた気になれるのか、
いや、そもそもソフトクリームが
食べたいわけではないはずだ。

おいしかったのでまぁいいやと
やりすごしてしまいそうだったが
この違和感はなんだろう。

別のものでも考えてみた。
たとえばチョコレートなら許せる。
チョコレートクッキーでも
チョコレートケーキでも
べつに違和感はない。

これは個体でも液状でも
チョコはチョコとして
存在できるからかもしれない。
イチゴやオレンジなんかのフルーツも
おなじ理屈だ。

しかしソフトクリームは違う。
かたちが変わればそれはもう
ソフトクリームとは呼ばれないのだ。

逆に考えると、そんな無茶なコラボさえも
可能にするクッキーは、
なんとふところの深いスイーツなんだと
言えなくもない。

一度で二度おいしい。
そういうわけでもないのですが、
なにかお得なような気がして
思わず手が伸びてしまう。

それにしても、人間の、味に対する
欲望ははかりしれない。