新オナラ語

屁理屈。

あたまに屁がついている。
この場合の「屁」とは、
「価値のない、とるにたらないもの」
といった意味らしい。
ことばに屁をつけて、別の意味をつくるなんて
日本語はなんと奥が深いのだろう。
そこで、価値のないと言われる「屁」を使って、
新たな価値をつくりたいと思う。



屁謝罪・・・かたちだけあやまる様。
自分は悪くないのに無理やり謝罪させられるときに使われる。
また、一見ものすごい反省しているように見えて、
内心まったく反省してないときにも使われる。



屁挨拶・・・元気すぎるいらっしゃいませ。
明るく大きな声を出すことを目的とし、
実際にお客さんが来たかどうかは、あまり気にしない。
頑張り屋さんなバイト初期の若い人にありがちである。



屁理解・・・まるで理解していない様。
大人の世界では、「なるほどですね~」などと言うときは
まったくなるほどっていないことが多々ある。



屁寝・・・寝ても疲れが取れない様。
夏によく使われる。
寝っ屁ではない。



屁力・・・力のはいらない様。
糞力といえば、なんだかとても力強いのに
屁になると、なんともふ抜けた
感じになってしまう。



屁ダイエット・・・いつまでも痩せない様
新しいダイエット方法ではない。
運動で消費したカロリーを大幅に超える
カロリーを直後に摂取すること。
余談だが、もし仮に「オナラでダイエット」なるものが
あったとしても、決して流行らないであろう。



屁食・・・ジャンクフードばかり食べる様
文字どおり、オナラがたくさんでそうな食生活である。
しかも、ちょっとにおいそうである。



いろいろ考えてみたが、
どれもこれも屁理屈ばかりである。