2011年08月

ことば。

誰かを攻撃したり、傷つけたり、
癒したり、救ったり、元気づけたり、
言葉は、魔法より魔法だ。

新オナラ語

屁理屈。

あたまに屁がついている。
この場合の「屁」とは、
「価値のない、とるにたらないもの」
といった意味らしい。
ことばに屁をつけて、別の意味をつくるなんて
日本語はなんと奥が深いのだろう。
そこで、価値のないと言われる「屁」を使って、
新たな価値をつくりたいと思う。



屁謝罪・・・かたちだけあやまる様。
自分は悪くないのに無理やり謝罪させられるときに使われる。
また、一見ものすごい反省しているように見えて、
内心まったく反省してないときにも使われる。



屁挨拶・・・元気すぎるいらっしゃいませ。
明るく大きな声を出すことを目的とし、
実際にお客さんが来たかどうかは、あまり気にしない。
頑張り屋さんなバイト初期の若い人にありがちである。



屁理解・・・まるで理解していない様。
大人の世界では、「なるほどですね~」などと言うときは
まったくなるほどっていないことが多々ある。



屁寝・・・寝ても疲れが取れない様。
夏によく使われる。
寝っ屁ではない。



屁力・・・力のはいらない様。
糞力といえば、なんだかとても力強いのに
屁になると、なんともふ抜けた
感じになってしまう。



屁ダイエット・・・いつまでも痩せない様
新しいダイエット方法ではない。
運動で消費したカロリーを大幅に超える
カロリーを直後に摂取すること。
余談だが、もし仮に「オナラでダイエット」なるものが
あったとしても、決して流行らないであろう。



屁食・・・ジャンクフードばかり食べる様
文字どおり、オナラがたくさんでそうな食生活である。
しかも、ちょっとにおいそうである。



いろいろ考えてみたが、
どれもこれも屁理屈ばかりである。

借りたトイレはいつ返せばいいのだろう?

そんなの、
用が済んだあとだよ。
用を足したあとだよ。

じゃあ、
借りたお金はいつ返せばいいのだろう?

そんなの、
お金がたまったときだよ。
ないものは、返せない。

では、
借りた恩はいつ返せばいいのだろう?

そんなの、
返せるときが来たときだよ。
そのときまで、がんばるんだよ。

さて、
借りたファミコンのカセットは
いつ返せばいいのだろう?

いまさら返されても困るかも。
でも、同窓会でもっていったら
ちょっと仲良くなれるかも。

実家に帰るたびにそんなことを思うのです。