ぞうきん真っ黒コンテストと山ちゃん
給食を食べない日はあっても、
そうじをしない日はない。
小学生にとってそうじは大事だ。
とくにぞうきんがけは大事だ。
なぜなら、中学以降
ぞうきんがけはなくなるからだ。
私はぞうきんがけが得意だった。
スピードは、だれよりも速かった。
キィーーーン
気分は完全にアラレちゃん。
小学校で一度だけ開かれた
「ぞうきん真っ黒コンテスト」。
さっきまでタオルだったぞうきんを
時間内でどれだけ黒くできるか競い合う。
私はいつものように
猛スピードでぞうきんがけをする。
教室を5往復くらいして
ぞうきんを見てみるが、
それほど黒くなってはいけない。
意外とタイヘンだなぁと思い横を見ると、
山ちゃんがマジックでぞうきんを塗りつぶしていた。
2011年7月20日 7:55 PM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 長谷川哲士 | コメント (0)