戦国時代。
紀元前うん百年とかの地球に住んでいた遠い昔のご先祖様は
人に情報を伝えたり、記録したりするために、
粘土板や竹簡といった道具をババーンと発明した。
しかし、飽くなき探究心があったのか
その道具ではまだまだ不満があったのか
ご先祖様たちは「紙」という人類史に残っちゃうような
世紀をまたぐ大発明をしてしまった。
紙王朝時代はしばらくの間つづき、
気がつけば紙様は世界中で親しまれる存在になっていた。
そんな平穏な日々をおくっていた紙王朝時代に
フロッピーディスクやCD、DVD、電子ペーパーという
超新星が彗星のごとく現れる。
たっくさんの情報をひとつに記録することができたり、
瞬時に情報を伝達できる彼らは、
たちまち重宝され、紙様をおびやかす存在にまでなってしまった。
現存している世界最古の紙として
約2000年前につくられたといわれてる紙がある。
たくさんの情報を記録したり、瞬時に情報を伝達することはできないけど
とおい未来まで、伝えたい何かを届けることができる紙。
果たしてこのまま滅びてしまうのか。
それともひっそりと生き続けるのか。
はたまた再び栄華を極めるのか。
戦国時代の幕があけた。
2011年6月18日 12:00 AM | カテゴリー:ぜんぶ, 3バカ日誌 : 木村泰斗 | コメント (0)