百足

と書いてムカデと読みます。
じっさいには、100本以上足のあるムカデは少数。
この「百足」という字は、中国人ではなく、
日本人が考えたそうです。

この「百足」の考案者の発想でいくと、

四足=ねこ、いぬ、うま、他

二足 = にんげん

時々二足 = レッサーパンダ

というふうになりますね。

ちなみに、「百足」という苗字の方もいるそうです。
「ももたり」さん、「ひゃくそく」さん、「むかで」さん
と呼ばれたりするそうです。
あと、京都には
百足屋町(むかでやちょう)という町があります。

ムカデって聞いただけで
背中がムズムズするんですけど、
百足さんや、百足屋町は
ふつうにいい人で、ふつうにいい町だと思います。

名前で人や町を好きになることはあります。
でも、名前で好きになるのはいいけど、
名前で嫌いになるのは、よくないと思うのです。
名前っていうのは、ただの飾りだから、
その飾りを取っ払って、
人や町とつきあっていきたいです。