嫌は好きの対極ではなく、その一部として存在している。

怒られるのは嫌だが、
怒られもしないのはもっと嫌だ。

彼女がモテるのは嫌だが、
モテないのはもっと嫌だ。

いじられるのは嫌だが、
いじられないのはもっと嫌だ。

「早く帰ってこい」と言われるのは嫌だが、
なにも言われないのはもっと嫌だ。

うんちがくさいのは嫌だが、
くさくないのはもっと嫌だ。

死ぬのは嫌だが、
死なないのはもっと嫌だ。

嫌われるのは嫌だが、
嫌われもしないのはもっと嫌だ。

タイトルが大げさだつっこまれるのは嫌だが、
つっこまれもしないのはもっと嫌だ。