2010年11月

この世界は、奇数と偶数にわけられる。

ローマは奇数。
福島県は偶数。

オムライスは奇数。
ぶた丼は偶数。

カプチーノは奇数。
焼酎は偶数。

ラブラドール・レトリバーは奇数。
柴犬は偶数。

ワンピースは奇数。
モモヒキは偶数。

ハイヒールは奇数。
ビーサンは偶数。

村上春樹は奇数。
太宰治は偶数。

スターバックスは奇数。
キーコーヒーは偶数。

丸ノ内線は奇数。
西武池袋線は偶数。

女性は奇数。
男性は偶数。

文字数で奇数と偶数にわけたんですけど、
なんかそれ以外のイメージも含まれていたりして。

借りた金は忘れるが、

貸した金は忘れない。

~三十路をすぎた男の金銭感覚。~

金髪坊っちゃん。

金髪坊主に、鼻ピアス、そして服の上からチラリと見える刺青。
電車で僕の前に座った一見とても怖そうなお兄さん。
そのお兄さんが一冊の本を夢中になって読んでいる。
なにを読んでるのかなあと、僕の目線が気づかれないように
おそるおそる探ってみたら、夏目漱石の「坊っちゃん」でした。
一瞬にして「怖い」という印象が薄くなりました。

本は、金髪よりインパクトは薄いかもしれない。
でも、ときには金髪よりその人の印象を変えてしまうパワーがある。

人の言ったことはおぼえてるのに、

自分の言ったことはすぐ忘れる。

~三十路をすぎた男のいいわけ。~

「ありがとう」より「Thank you」?

つい先日、とあるライブに行ってきたのですが、
あるバンドのヴォーカルが、MC中に

「こんなに来てくれてありがとう。ほんとにうれしい。
でも、なかなか ありがとう という言葉だけでは伝わらないと思うから
次の曲を通してこの気持ちを伝えたいと思います」

と言って、歌い始めたら
ぜんぶ英語だった。