花火の裏側を見ようと、 自転車を走らせた夏の夜。

夏の夜の風物詩といえば、花火。
この時期になると、
各地で大きな花火大会が
開催されています。

最近の花火は、
いろいろな形がありますが、
僕は、昔ながらの
丸い形の打ち上げ花火が好きです。

あれって見た目は平面的でも
実際は奥行きのある
3D構造なわけですよね。

花火を生で見たときに感じるあの迫力。
その秘密は、目に見えない3D部分に
隠されているのかもしれない。と、
ふと思いました。

イスは名脇役。

ドキドキした入学式、
ノートをとるのに必死だった授業、
不良もやさしくなった卒業式、
夢をかなえるために意気込んでた大学受験、
眠い目をこすりながら通った通学電車、
はじまる前がいちばんワクワクする合コン、
行動範囲が日本中になった自動車、
何度落ちたかわからない就職試験、
はじめてのデスク、
緊張しっぱなしの初プレゼン、
夜景を二人で眺めるベンチ、
プロポーズしたレストラン、
お父さんが一番泣いてた結婚式。

人生のシーンに、イスがいる。