2010年08月

プ ~ ~ ~ ン、プ ~、~ ~、~ ~ ン、プ ~ ~ ~ ン、

「わたし、S ですよ」と言われて、
イヤな気持ちになる男はいない。

「わたし、M ですよ」と言われて、
イヤな気持ちになる男はいない。

「わたし、E ですよ」と言われて、
イヤな気持ちになる男はいない。

「わたし、H ですよ」と言われて、
イヤな気持ちになる男はいない。

メスの蚊だけが人を刺す。
そのことを知ったとき、
ちょっとだけうれしかった。
彼女たちはかまってほしくて
個性的な鳴き声をささやく。

ぼくのモテ期は、いつも夏にやってくる。

すいている電車で、いい時間がすごせるとは限らない。

最近の電車の座席は、
きっちり定員が座れるよう
一人分ずつ、軽く区切られて
いるものがあります。

それはそれで、
とてもいいと思うのですけど、
車内がすいている時に、
隣りの人と少しだけあいだを空けて座ろうとすると、
座席と座席の区切れの凸部分に
座らなければならない時があります。

安定して座るためには、おしりの凹部分を
座席の凸部分にフィットさせる必要があり、
それは、ちょっとムズムズして、
あまり座り心地のいいものではないのです。

かといって、すいているのに、隣の人に
ぴったりくっついて座るのも、
ちょっと居心地が悪いものです。

だからついつい、
おしりのムズムズする、
座り心地の悪いほうを選んでしまう。

そんな時は、
いっそ立っていればよかったと
思いますが、一度座ってしまうと、
それもなかなか難しいのです。

巨人ファンだけど、巨人ファンじゃない。



先日、巨人対阪神戦を見に行ってきたときのことです。


「ここまで飛ばせ、オ・ガ・サワラ~!!」
「ここまで飛ばせ、オ・ガ・サワラ~!!」


と小笠原選手のホームランを期待するファン。
ぼくのとなりで声を枯らしながらも、
必死な形相で声援を送ってる姿に感動さえ覚えます。
ただ、
ぼくがいるところは完全にファウルゾーンでした。

語尾に「プレイ」をつければできるプレイ。

電車内で「席ゆずってください」と言われれば、
「あ、どうぞ」と言って席を立つ。
旅先で観光客に「写真撮ってください」と言われれば、
「あ、いいですよ」と言ってカメラを受けとる。

席をゆずってもらえた人や、写真を残せた人は笑顔になる。
その笑顔を見ると、こちらもわるい気はしなくて、
心の中でにやけていたりする。
Win-Win というか、Smile-Smile の間柄である。

自分も相手も笑顔になれる行動をしよう。
と、いつかの先生が語っていた。
だけど、自分から行動を起こすのは面倒くさい。

そういうときぼくは、親切を押しつけるのではなく、
親切を押しつけるプレイをするのだ、と自分に言い聞かす。
君は席をゆずるのではない。席をゆずるプレイをするのだ。
あなたはおせっかいカメラマンではない。
おせっかいカメラマンプレイヤーなのだ。

わたしみたいなちっぽけな人間は、
神様の脚本にしたがって役割を演じているだけなのだ。

そう思うと、たいていのことはできる気がするプレイ。

花火の裏側を見ようと、 自転車を走らせた夏の夜。

夏の夜の風物詩といえば、花火。
この時期になると、
各地で大きな花火大会が
開催されています。

最近の花火は、
いろいろな形がありますが、
僕は、昔ながらの
丸い形の打ち上げ花火が好きです。

あれって見た目は平面的でも
実際は奥行きのある
3D構造なわけですよね。

花火を生で見たときに感じるあの迫力。
その秘密は、目に見えない3D部分に
隠されているのかもしれない。と、
ふと思いました。