3バカ日誌 : 武井宏友

ポッキーをチョコの方から開けてしまう人の話

ポッキー「極細」を食べた時のこと。
最近のポッキーは、ちょっと小分けになっていて、
袋には、パッケージと同じポッキーの写真がプリントされていた。

無意識に袋を開けた瞬間、自分のまちがいに気がついた。
袋から、黒いものが顔をのぞかせている。逆だ。こっちはチョコのほうだ。
ぼくはクラッカーのほうを開けたかったのだ。これでは取り出せないじゃないか。

なぜこんなミスをしてしまったのか。小分けの袋を見つめる。
袋にはていねいに「OPEN」と書いてある。
しかも2箇所。切れ目まである。なのに、なぜか。
そのわけは、ポッキーの絵が、中身と上下逆なのである。
写真ではクラッカー部分が、開けるとチョコになっているのだ。

もういちど考えてみた。
もともとポッキーは下向きに(クラッカーが上)に入ってる。
それは取り出しやすいようにそうなっている。
上の部分を開ければそのまま食べられるのだ。
しかし今は小分けにされているので、箱から出されることも多く、
いちど箱から出されるてしまうと、どちらが上か下か、わからなくなる。
そして、絵の通りに入っているものと思い込み、逆から開けてしまう。
ただそれだけのことですけど。

スマホの利き手

右手と左手。
あなたは、どちらの手でスマホを操作しますか。
ぼくの場合、ふだんは右利きなのですが、
スマホは左手で操作することが多いです。
意外と利き手で操作する人も多いようなのですが、
ぼくはだんぜん、左手です。

理由はかんたん。左手でスマホを使えると、
右手が自由に使えるから。

何か書いたり、パソコンをいじったり。
左手が少し器用になった感じがするのも、
ちょっと気持ちがいい。
いつも使ってない脳を使ってるんじゃないか、とか、
そんな気さえして、より高度な操作を左手に求める。
(リハビリのように見えることもあるかもしれない)

ちょっと話が変わりますが、
思えば、パソコンって両手で使いますよね。
あんまり右利きとか左利きとか、関係ない。
そう考えると、子どもの時からパソコンに
慣れ親しんでいる世代の人は、
どっちの手も器用に使えるようになったり
するのだろうか。

うなぎ味のナマズ

新聞でそんな見出しを見つけた。
なんて素直なネーミングなんだ、と思った。

食べたことはないのでわからないのですが、
きっと、「ナマズの蒲焼き」ってことなのだろう。
しかし、たぶんそれよりも「うなぎ味」と
つけたほうが売れるのだろうと思います。

ナマズは食べたことないけれど、
なんとなくうなぎっぽいのはわかる気がする。
うなぎよりちょっと脂っぽいのかな。(見た目)
だとすると脂ののったうなぎってことかな。(イメージ)
そんな名前にするくらいだから、
うなぎよりはずいぶん安いんだろう。(願望)

なんだかんだと妄想が膨らむほど、腹は減っていく。

ふと考える。

ポジティブな人かネガティブな人かと言われれば、
ポジティブな人のほうがいいと思うのですが。

あまりにもポジティブすぎると、
それはそれで人間味がないというか、
かなり胡散臭いわけで。

そう考えると、適度にポジティブ。時々ネガティブ。
ちょっと不安定なほうが人は安定しているのかもしれません。

午年に思う、犬か、猫か。

あなたは、犬派か、猫派か。
そんな議論がたまにある。

もちろん、どちらもかわいいのだけれど、
犬や猫にとってはおそらく迷惑な話である。

そもそも、犬と猫はまったちがうのだ。

犬はイヌ亜目、イヌ下目、イヌ科のイヌ属に
分類される生き物であり、
猫はネコ亜目、ネコ科に分類されている。

例えるなら、ゴリラのメスと人間の女の子を比べて、
「うーん、あのメスゴリラもかわいいけど、
どっちかと言えば、ぼくはキミのほうが好みかな」
と言っているようなものである。

そんなことを言ったら、ふつうぶっ飛ばされるのである。

人間に飼われるという極めて人間の勝手により
引かれた線引きで、なにか同じようなものだと
思ってるだけなのだ。

ところで、この犬派か猫派かという議論。
自分がどちら派かといわれると、
答えはなかなかむずかしい。

どちらもかわいい、という意味では同じだが、
まったく違うかわいさがある。

ウチは小さい頃から犬を飼っていた家なので、
飼うならば、犬かなあ、と思う。